(中国国産空母の試験航行について)昨年4月に進水し、その後も開発が進められてきた同空母の関連動向に注目している。3隻目となる空母を上海で建造中であるという指摘や、4隻以上の空母を保有する計画があるという指摘についても承知している。
一般的に申し上げれば、中国は継続的に高い水準で国防費を増加させ、軍事力を広範かつ急速に強化しつつ、周辺海空域における活動を急速に拡大、活発化させている。
特に空母については本年4月、中国初の空母「遼寧」の艦載戦闘機(推定)の飛行が、太平洋上で初めて確認された。このような事案は太平洋側での中国軍の作戦遂行能力の向上につながると考えられ、重要な軍事事象として注目している。(閣議後の記者会見で)
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